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  • 執筆者の写真俊治 南

高低差を活かした建築

傾斜のある地方都市は多いですが、その中で敷地の高低差をマイナスイメージではなく積極的に活かした建築ができないかを検討致します。 道路と敷地との関係では駐車場がうまく道路面でアクセスできれば高低差を逆に利用し圧迫感のない景観のよい建築がつくりよいケースが多々あります。例えば2つの道路に挟まれている場合、低い道路のほうに駐車場を配置して高い道路から人がアクセスするとプライバシーが保たれ合理的です。逆に高い道路レベルから駐車場アクセスする場合には駐車場を屋上とするため周囲の眺望が映えます。EV棟だけが突出しているイメージで下に降りていく感じは新しい住まいの感覚を呼び起こすことに繋がるかと思います。 建築づくりは、問題解決と同時に楽しんで建築家と一緒につくりあげることが大事です。

一級建築士 南 俊治

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建築ボリュームチェックとは土地を購入する際に、どのくらいの建築ボリュームが可能かチェックする作業のことを指します。ボリュームチェックは法的に該当する行政とのやりとりで駐車場台数や日影規制など確認することも大事な要因です。 弊社では2~3日以内に迅速、丁寧に返信できるのが売りです。 ボリュームチェックにかかる費用は2万円一律(税別)とさせていただいています。 住宅系で敷地規模が大きく、日影図や天空率

外壁後退の対象となるのは、建築物の外壁や柱に相当するもので、一種低層住居専用地域、二種低層住居専用地域、田園住居地域に制約あります。 しかし、以下の条件を満たす部分は、外壁後退の対象から除外されます。 ・敷地に関わる外壁後退は、壁と柱だけ考えればOKで、軒や庇は関係ありません。 しかし斜線制限の建物後退による緩和、いわゆるセットバックなど高さに関わる場合は、軒も庇も関係してきます。 ・後退ラインか

日光を取り入れる工夫には、色々ありますが壁より天井から取り入れたほうが3倍明るくとれます。また技術の進歩で「一枚ガラス」・「複層ガラス」・「Low-E複層ガラス」と種類が豊富に揃ってますので断念や遮熱も合わせて検討されることをお勧めします。 一級建築士 南俊治

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